「笑と涙のぽえとりー劇場」レポート(後編) 〜5月〜/服部 剛
〜第3部〜
ここで僕が朗読させていただきました。
昨夜は僕の職場の老人ホームでボランティアをしている
親子さんが来ていたので、老人ホームネタの
「古い杖」を読みました(その時はすでに帰ってましたが)
「物」にも心が宿っている気がする時があり、
長い間使われず部屋の隅で埃をかぶっていた昔の杖が、
久しぶりに使われて、90歳のお婆ちゃんの体重を、
うれしそうに支えていた、という詩です。
もうひとつは「降車ボタン」という詩で、
バス通勤しているので「とまります」のボタンを
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