?・?/海月
 
にない

君と二人ならば
言葉も必要なく
一緒にいたい

望んだ君の手を振り解く

知恵の輪が解けた瞬間

絶望、脱力、喪失感
期待、希望、達成感

君と私
表と裏
真と嘘

望む声は雑踏に紛れて
私の耳に微かに零れて
私の声は完全に消えた

?

初夏の風が移動して
緑が揺れて
あれから、月日はどれだけ流れたのだろう

言葉を交わして
囁き合えた日々を懐かしく思える程に
季節は巡って
何度か思い出すのは最後の言葉の意味

今は静かな場所で自分を置き
誰かに望むことは止めた

自分
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