ある砂糖菓子がまるで、/アルビノ
 

空っぽだと思うのに
何度でもビンを逆さにして振ってしまうんだ
かけらだけでもこぼれた気がしたら
心臓の裏側があたたまる

容易い幸福感だと嘲笑いながら
すこしだけ自分が愛しくなった
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