きみにあいたい/
アイバ シュウ
こんな雨の日ほど
きみにあいたい
雨音にココロを重ねていると
なつかしい気持ちが
すっと通り過ぎていくから
こんな日ほど
あいたくなる
多分偶然のふりで
すれ違うことしかできないのだろうけれど
そんな、僕は
いくじなしなのだろうけれど
それでも
―――雨―――
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