禁断症状/こめ
 
全身麻酔をゆっくり打ち込んだ

この世界のことならぼくに何でも聞いてくれ

ハンマーを奪い掴みゆっくりかまえて

自分のコンクリートの壁をぶちこわし

爆音雑音騒音絶音の中から

姿をあらわしたもう一人の僕は

笑顔のまま僕を殺していった

スローモーションで流れる時間の中で

僕は虹の架かる場所を探していた

つかみそこねたアレをてにいれるために

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