ひとつ(酷似)/山中 烏流
 
反射して、光り合う
僕と君

光源は知らないけれど
笑みは絶やさないまま

ふわり、飛行


君は、僕を太陽と呼んだ

僕も、君を太陽と呼んだ


きっとそう

自分から、光れないのは

一人じゃ生きれない事
知る為


君は、僕を太陽と呼んだ

僕は、君を初めて

月みたいだと、言った


銀色宇宙飛行士
お月様の下で

似て来るのもしょうがない、

笑む





だって
結局は2人
 
同じ生き物、なんだから。
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