口笛 /服部 剛
 
緑の葉を一枚 
唇に銜(くわ)え 
言葉の無い唄を奏でる 

黒い影の姿で空を仰ぐ 
わたしのまわりが 
ひだまりとなるように 





  * この詩は「詩遊人たち」(詩遊会出版部)の 
   表紙の絵( さちさん・作 )を参考に書きました。 


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