グルーブは可能か/んなこたーない
ひとつの出来事も観察者によってさまざまに解釈される。
また、画一的な解釈の反復と強化は、一種の暴力であり他者の排除に繋がるとされる。
ひとつの出来事を多面的に読み取る、または読みかえる努力が広くに要求されている。
そしてそれもまたひとつの解釈にすぎない。
解釈するという行為の内部には、常に観察者の欲望の反映がある。
社会的危機を喧伝する人間は同時に自らの個人的危機を告白していることになる。
批判行為には必ず自己批判が孕まれている。
われわれをもっとも巧みに欺く者、それはわれわれ自身なのである。
音楽の聞き方は色々あるが、重要視するものは何かと問われたとしたら、どうするだろう
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