マリー・ベル、君の殺意は、とってもとっても突き抜けている/うおくきん
 
マリー・ベル、君の殺意は、とってもとっても突き抜けている。
君によく懐いていたあの子を笑いながら首絞めて殺っちゃうなんて。
僕には、君の殺意が理解できないよ。
なんの感情もナシに、なんの理由もナシに、人を殺れちゃうなんて。
君は、ただただ人が殺ってみたかっただけのサイコパスだったんだね。殺れれば誰でもよかったんだね。

僕の殺意は愛情と憎悪からだよ。わかりやすいよね。セカイ各地によくいるよね、僕みたいな屈折少年屈折少女がさ。
うん、僕の殺意はほんとごくごく普通の殺意なんだ。誰でもいいってわけじゃないんだよ。
君と僕の違いはソコだよ。最初、君と僕は似ているのかなーって思ったのだけれど
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