切り取られたワンシーン/テルテル坊主
 
昼下がり

やる事の無い俺はコンビニの前でだべる

隣に座る友達とタバコに火を点ける

止まったような時間

煙が目に染みて不意に上を見る

どこまでも突き抜ける様な空が広がる

時間が止まっている様だった

雲達が進んでいく事とタバコの煙だけが

時間の経過をただ静かに告げていた
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