腹の七糞/石原大介
うるせえなそれでも僕のたましいはゴムタイヤに詰めた散らし寿司なのだ
もてたくてもてるふりしてもてまくりもててもててもててもててもてて
一日に一本限りのタバコのような君のスマイルのためなら
おひさまがカレーを喰って昼下がり二人で蹴飛ばすボンゴの大地
コールサックですっ飛ばした銀河の欠片カラスが地面に降りそそぐのは
夏せまるスイカのようなおっぱいに我が城砦は四面楚歌かな
さようなら僕の額の真んなかを潜望鏡で殴った女よ
ミノテッポウレバーセンマイアカセンマイハラミハチノス腹の七糞
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