記憶/春日 凌我
深い底に眠る
儚く淡く辛い思い出
とても長く君を
好きだった
ずっと一緒にいたかった
どうしても
簡単に諦められない
大変な辛い恋をしてしまった
とにかく逢いたくて
とにかく話したくて
何度も駄目になったり
元に戻ったり…
ずっと一緒にいようと
君が言ってくれた時
涙が出る程嬉しかった
愛していたよ 誰よりも
君は言ってくれた
簡単に気持ちなんか変わらない
だけど君の心から
愛情は無くなってしまったんだね…
俺の心にはまだ君がいる
だからこそ辛いんだ
この想いは君には届かない…
だからしまっておこう
深い深い記憶の底に…
鍵をかけて
もう思い出さないように…
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