過飾/R
自らの過剰な装飾。
ほらいつだってね、思い通りのイメジが。
流す涙はそれすらも幻燈機械だよ。
きみが僕のことなんか省みもせずにね、作り上げていたもの。
つくりあげられたイメジは不恰好に変色しているよ。
きみは取り込まれてしまう。
(ほら、もうどこからが本当かわからない)
流す涙はそれすらも幻燈だよ。
きらりきらりと思い出がコラージュされていくよ。
映し出された映像は昔きみと約束した秘密で。
そう、貪欲であることを知っている。
それを幻想の中に埋めない事が重要なのだ。
根元からぼろぼろと腐ってしまうよ。
つくりあげられたイメジは不恰好に変色していくよ。
本当の嘘。
ほら、もうどこからが?
紡ぐ言葉はそれすらも幻想奇怪だよ。
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