多分ある意味当然なのだろうけど/イダヅカマコト
 
自分が人のことを好きになってしまうのは、人が世界との窓だからだ

ということを考えた。

恋をするということで、世界への問いを発しているのだ

ということを考えた。

だから僕は好きな人にどこが好きなのかと問われても絶対に答えられない

ということを考えた

あえて言うならきっとあなたが不思議だからだ

ということを考えた

わたしより不思議な人が出たらどうするのと聞かれる

ということを考えた

答えられるだけの観察力が欲しい

ということを考えた

答えが出尽くしたらどうなるのか

ということを考えた

好きな
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