夜と海/
海月
温もり)を求めても
君の温もりが忘れられず
僕は部屋の片隅で無理をする
色褪せない程に
君が綺麗なままで残るから
僕は取り残されたと感じてしまう
穏やかな月明かりの下
僕はこれから旅立つ
ユラユラと彷徨う海月の様に
明日の朝には姿を消し去る
生きる事で苦しみだけを味合うだけなら
死ぬ事で全てを手放した方が楽になれるはず
夜明け前の海水は冷たい
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