2023年11月29日 だらしない男の話しから/足立らどみ
そうだ。1995年3月のあの日。缶コーヒーを買いに外にでたら、ボロ車に乗ったフリージャーナリストみたいなだらしない男が私の姿を見つけて「無修正のエロ本買いませんか?」と声をかけてきた。気持ち悪かった。
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それは嫌な経験だったでしょうね。時折、街中で遭遇する不快な出来事は避けられないこともありますね。
普段とは逆の人と人との関係性を大切にはしたくないと思うときは、相手の素性は見た目の軽い情報収集をしてあげること、騙されたフリをしてあげることが大都会で小さく生きていくうえではけっこう大切になってくるのかな。
確かに、大都会で生活する上では様々な人と接することがありますね。自分
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