れんあいのすゝめ/自転車に乗れない女の子
ぼくの友だちは彼女がすごくほしがっていました。
けれど、友だちは何回こくはくしても、上手くいきませんでした。
きっと女の子にしつこいしてたと思うので、
「しつこいするから駄目なんだよ」
とおしえてあげると、彼はおこったように
「しつこいしてないよ」
と言いました。
だけど本当はしつこいしてたんだと思います。
すう日して、友だちから電話がきました。
友だちはこうふんした声で「彼女できた」と言いました。
ぼくはくやしかったです。
ぼくだって彼女いないのに。
「しつこいしなきゃダメなんだよ」
友だちは言いました
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