趣味について、または詩について/まーつん
 
 暇だし、日曜だし、外出するのも億劫なので、趣味について書いてみようかと思う。
 ゛お前の趣味なんて、誰が知りたがるんだ? ゛と思ったそこのあなた。侮ってはいけない。僕にだって興味を持ってくれる第三者の一人や二人はいるのだ。多分。

 ポイント? ポイントを気にしていたら、好きなように書けないではないか。そりゃ入らなかったら気にする。大いに気にするよ。でも別に死ぬわけじゃあるまいし。ケチな自尊心が少しスネるだけのこと。

 窓ガラスの奴は鬱陶しいぐらいの青空を映していて、゛ほらほら、こんな陽気なのに、外に出る用事が何もないなんて、お前さん、どこまでつまらない男なんだ? ゛と嘲笑っている。
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