精気蟻とチャップリン/アラガイs
 

喜劇王 C,チャップリンは1977年88才で永眠したが、その四度めの結婚は54才を越えたときで相手の女性は18才だった。
しかも驚くことに四度もの結婚相手は皆十代の若い女性達だったという 。
そして、さらに驚くことには映画以外にも73才にして子供まで作っているのだ 。
その後自伝を執筆し78才のときに撮った「伯爵夫人」が結局最後の作品となったが、その偉大な業績も然る事ながら精歴(性歴)に於いても偉業を成し遂げているのである 。
そのことからしても、我々一般男性による昼夜ところかまわず送りだされては無駄に散ってゆく、その貧しくも悲哀な精子たちを毎日のように生産する液化工場、有限会社「玉袋」の役割は、下降する経済情勢の局面に於いても、日々踏みつけられてはただ一人の女王のために汗を流し耐えている、謂わば働き蟻のごとくに儚くも健気な存在と言えるのではないだろうか‥ 。







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