修羅を読む(10)/Giton
4 「修羅を読む(9)」の続きです。
第1集のなかの重要な作品で、まだ扱っていないものもあります。「青森挽歌」「オホーツク挽歌」などは、なんども読んでいるので、後で出すかもしれません。
5 「夜」を漫画化したますむらひろしさんは、尊敬しています。アニメにもなっていますね。
賢さんの「夜」のように不可解な語彙がたくさん使われている文章を絵にするのは、たいへんな苦労だったと思うのですが、‥‥ふつうの絵本や挿絵だと、賢さんの考えていた意味やイメージをとことん追究しないで、勝手に適当な想像で絵にしてしまう人が多いのではないでしょうか。しかし、ますむらさんは、そこをしっかりと調べて考えているんです
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