世界のしくみ/A-29
を知りたくて、いくつかの文章を読んでいる。
一つは柄谷行人の「『世界共和国へ』に関するノート」で、これは太田出版の季刊誌at[あっと]に連載中のものである。
もう一つも同じ誌上に連載中の『ポスト・リオリエント』というもので、著者の山下範久はA.G. フランクの『リオリエント』の翻訳者であるという。(この連載は『リオリエント』を読んだ上で読むべきものだろうが、僕にその余力は無い。)
ところで、自分なりに「世界のしくみ」を理解しようとすると、ある時期に欧州で台頭した大資本家による政治経済へのその後の介入をどうしても無視できない。
http://www.anti-roth
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