星の王子さまについて/渡邉建志
夜になると、空に何百万もの星が輝きます。「星の王子さま」を読んでから、僕は、星を見るのが好きになりました。夜空を見上げながら、王子さまと羊とバラの花が住んでいる星はどれかなあ、などと考えます。
一番、この本の中で心を打たれたのは、「大切なことは目には見えない。心で見なくてはものごとはよく見えない。」という言葉です。
人はその生活のなかでいろいろな物を見ます。なにかに入っている物もあります。クリスマスのプレゼントが入っている箱を見るのはとてもうれしく感じます。その箱は普通の箱とは何ら変わりはありません。でも、その中に入っている全く見えないプレゼントが心に見えて、それがとてもうれしい
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