お前への手紙/ヨルノテガム
 








キャハッッ こんにちはっ
この妄想ブタ野郎が!!(落雷のように激しく強く)
「幻想即興曲」っていう詩、あなたの為に書きましたって、
コラ―ッ (ドスを効かせて殺すように)
時期が前後しとるんじゃ―、嘘をついてわざと読ますようなこと
ぬけぬけと書きやがって20日間音信不通放置プレイを
してやったわよ どう? そうかい お前は怖かったのかい? そうね
そうよね S嬢はここにいるわ(ゆっくり、間を保って)

お前の詩を見てやるわ(高慢に)

ヒールのかかとで踏みにじってやるから(思いがけず艶っぽく)

出しなさいよ、(mf)
お前の妄想、出しな
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