学校について、投稿について/んなこたーない
<学校について>
「教科書でおぼえた名詩」という本を読んだのだが、残念ながらぼくが教科書でおぼえた詩はひとつしかなかった。
というか、そもそも教科書で詩を覚えるものなのだろうか?
ぼくはあまり授業に熱心に取り組んでいなかったので、よく分からない。
ぼくが教科書でおぼえた、そのひとつの詩というのは、萩原朔太郎の「竹」で、
これについては小学生の頃、クラス全員で音読されられた記憶がある。
これは非常に印象深いものがあって、なぜかといえば、あまりのクダらなさに大いに閉口させられたからである。
「音読」と「閉口」では一見矛盾しているようだが、「腹話術」という逃げ道がある。
それはとも
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