Follow, poet, follow right……/んなこたーない
Occasional Poemというものがあるが、文学者、ミュージシャン、タレントなどに
時事問題を語らせると、ガッカリさせられることが多い。
Occasionに際して、何よりもぼくたちが第一に必要とするのは、公平かつ正確な事実、
つまり健全なジャーナリズムなのである。
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ジョージ・オーウェル「オーウェル評論集」(小野寺健編訳・岩波文庫)に、
「鯨の腹の中で――ヘンリー・ミラーと現代の小説」という論文が収載されている。
読み所は多いのだが、まずはヘンリー・ミラーが登場するまでのイギリス文学の流れを概括している箇所に触れたいと思う。
オーウェルによると、1910年代はハウス
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