月かける/秋葉竹
 


星くずは落ちるんじゃなく流れ去る



満月の白さをむねに持つ夜鷹



心臓が静かな雨を聴いている



夜霧への御礼を言って別れよう



まぁじつは恋愛なんて不知火よ







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