つれづれと俳句/おぼろん
 
霜月の初めに思う来年の賦

秋の夜も残り少なし仰ぎ見る

孤独とのはざまにあるは若煙草

夕暮れて秋の雨降る庭の隅

時雨れては首(こうべ)の垂れる文化の日

孤独との架け橋になれ秋の宵
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