白い紙と黒インク/多賀良ヒカル
 

白い紙の恐ろしくも先の見えない空間に

黒インクが切り刻んでいく

それでも、白い紙は抵抗を続ける

それでも、黒インクは手を緩めない

白い紙に黒文字が浮き出してくる

ステキな詩が誕生した瞬間
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