真夏の銀の矢/多賀良ヒカル
 

真夏の太陽が放つ銀の矢が

心臓に刺さる

ヒフに刺さる

脳に刺さり

ふらふらと銀の世界を彷徨う

そんな真夏の光を浴びながら

僕は銀色の歩道を歩き

身も心も光り輝く

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