月曜日の朝・対抗スル意志、事始め/ひだかたけし
 
あの日この日に出逢った人人、どうしてるかなぁと
思わずふと想い
俺の肉体、まだ大丈夫だよなと確認しつつ
寝床で肋骨を腹筋をゴリゴリグリグリ 、
近付いては遠退く何か不可視な物に手を伸ばす

全ていよいよ資本主義システムに回収され呑み込まれながら
肉体肉身としてのこの自分が先ずぶっ壊されていくと認め識り
日々ぶっ壊されるからこそ自らの意志で創り上げるもの

魂の最上階を更に超えていく意志の核心 、

〉知らん!とは言わせん〈

 と、そいつが俺を見据えて居る 朝。


戻る   Point(6)