友の月(回文)/水宮うみ
 

ストを行う、よく月に気付くような子を落とす。
すとおおこなうよくつきにきづくようなこおおとす


果てた詩の香りと一人、丘の下では。
はてたしのかおりとひとりおかのしたでは


よく行きつ戻りつ迷う夜祭り。友、月行くよ。
よくゆきつもどりつまようよまつりともつきゆくよ


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