そよ風さん[twitter詩] 2010年6月29日20時28分から2011年2月28日10時38分まで ---------------------------- twitter???????? ??????twitter???????????????????????? ??????????????????????????????????????????? ???? ?????????????????? ??140??????? ??140????????????????? ???????????????? #twpoem????????????????????Τ?????Τ??132?????????????? ?? ???????ξ??twitter???????? #ashkushi??????????????Τ????????130????????????? ?????????????????????????????? ---------------------------- [自由詩]圧縮詩 1〜3/しろう[2010年6月29日20時28分] 「かぜのなまえ」 鳥の呼び声の鍵穴の恋う すこうしあまったいまに核集めて あのね 雪が木蓮のふかふかに やさしく揺れてんだきみは 愛もらえば 「Labo.Harai」 この熱はプラシーボ文様が冒涜、銀盤の加速器ラプラス予測、 ラディカルなる斜陽、椰子の実、シバくラピスラズリ、 //アクリルケース//アダムスキー型//シュシュ.解熱。 三万年後まで喜びオステオスペルマム無為です。風と魔王に。 どっとはらい 「no season why」 欠けた手の終える栞は つまらなそうに雪で河津桜と菜の花な砂丘 運河岬の真下から三度鳴らされる水仙畑西の 海に懐いていたピンクの観葉植物や 愛してたガーデンチェア ディジリドゥのかわいたブレス上の バターみたいに微少な迷路も君の管轄 ---------------------------- [自由詩]圧縮詩 4〜6/しろう[2010年6月30日21時11分] 「オルソクロマティック」 薔薇が日々を分光する 赤/黄/緑/青 銀のスプーンで掬ってボロネーゼソース ヒヤシンス絆す姫君は 黒髪でカペリーニを茹で上げながら子守唄 カンブリア紀の黒猫があくびしてちろり赤い舌 薔薇がまたその赤を分光する 赤からすべての色へ すべての色から赤へ  「ロストフロスト」 ぼくがうたをわすれて シンバルのオモチャで 月にかくれた月蝕に倒錯 白薔薇 赤錆 青草 擦過音 白い壁に黄ばんだ幻覚 おまえのペイズリー パーマネントのスフィア カラスを抱いて白いサル 爪の先に赤土 白骨を拾い集めながら おもいださなきゃ せかいを愛す うたを 「騒魂歌」 (オーヴァードライヴ) 急激に心室を除細動 見ろよマスター フレンチ95に吹っ飛ばされたってのに 踊ってやがるぜ 鎮魂しないレクイエム こめかみからボルトを引き抜いてやるから バイブレーションタナトス その顎関節症にパイナップルを (オーヴァードライヴ) 歪(ひず)め ---------------------------- [自由詩]圧縮詩 7〜9/しろう[2010年7月1日20時24分] 「今日は死ぬにはとてもいい日だ」 風が吹く ヒマラヤスギが黙然と口を閉ざす草原で 空気に重さがあること シルバーアロワナの鱗に始点も終点もないとして 明日が普遍してもいい 八雲を散らす 死ぬにはいい日だ 「たとえば僕が死んだら」 僕が死んだら 祝って騒いで 一番きれいな笑顔で笑って 思い出も僕の名前も思い出さないで ひとりになったら カップうどんにして ふと わけもなく 涙と一緒にめんをすすって 風呂に入って 歯を磨いて ちゃんと5分磨いて あったかい布団で きっと素敵な夢を見ながら 「ケイオスのうた」 秩序の形而上の生 混沌の形而下の雫 ねぇ 猫にしてくれるの 財布とケータイを落とし たった一枚のCDを持って 廃墟でタバコに火をつける時の顔 テロメアは至高の発明 ただし人間には少し長すぎる 想いを綴ったら嘘に変わって唖になる きみのケイオスのうたをうたって ---------------------------- [自由詩]圧縮詩 10〜12/しろう[2010年7月2日21時22分] 「もえろほえろほえろほえろ」 ほーかい学会 メラメラ燃えろギガンテス 鉄 窒素 テッチッソ!!! いいかスピードが勢いなんだ カタツムリの速度でクシャミの初速度で一喜一憂阿鼻叫喚 バリゾーゴンの熱狂的なキスをしろ 舌噛みちぎって 畢竟それでも死ぬ気がしない 月を睨みつけて咆えろ がおー 「Pigeon's vision」 鳩を眺めていました メルカトル図法で切り取る 球体オブジェの花崗岩には 「真実かどうか?」 と書かれていて 行き倒れたまま おとこが眠っていて 飛ぶ力を 失ってしまったのかと 鳩は けっして 僕のことを眺めはしないので 鳩を眺めていました 「カルボナーラ」 地面は噴火したがっている オカンはアフロにしたがっている ダンデライオン、おまえの息の根はどこ? 工場は螺旋を切ったドリルのような煙突で “神様”を燻り出そうとしているが それはそれで合理的だ。 アフロからカラスが孵った。 根無し草の“根っこ”など、どこにもない。 ---------------------------- [自由詩]圧縮詩 13〜15/しろう[2010年7月9日0時28分] 「渦を巻いてみせろよ」 しじまというよりしじみの合間に退屈が席巻する それはまるで石鹸のように泡立って 老廃物に似た哀しみを界面活性化させても 太平洋に渦潮が巻くわけじゃない 銀杏はすべて裸になってしまったが この退屈な冬を越えたいだけなのさ つむじ風に 渦を巻いてみせろよ 光陰 「おひさま」 柔らかさの霞んだ薄青に こっぽり と浮かんでいる マリーゴールドの豊潤 卵の黄身の濃密 カーブミラーに似た顔 いつだってやさしいものから ミルクを零していくから 呼ばなきゃ 名を レッドチェダーが 夕張メロンが 透明に燃えている まる あれは おひさま 「素敵にしてやる」 冬なら寒けくこそあらめ 俺の関節のギアから 油が冷気で固まり落ちて ギィギィと音を鳴らす おまえが深海で酸素が足りないと嘆くなら 空の底のひだまりで名を呼ぶ この心臓にちょいと喝を入れれば 肺胞が生み出す空気で おまえを素敵にしてやる 寒い 冬 だから ---------------------------- [自由詩]たんぽぽ/そよ風さん[2011年2月28日10時34分] 野原に たんぽぽが ひとつ 風に吹かれながら 白い綿毛が ゆらゆら 空へと 飛んでいく ひとつ またひとつ ゆらゆら 空へ空へと 飛んでいくよ 黄色い たんぽぽも 白いたんぽぽも 風に吹かれながら ゆれている 白いたんぽぽ 空へ空へと 飛んで行け ---------------------------- [自由詩]花摘み/そよ風さん[2011年2月28日10時38分] 野原に出かけた 野原には たくさんの きれいな花が 咲いている 少女が ひとつ ひとつ 花を摘んでいる 赤 青 黄 色々な花を 摘んでいる 摘んだ 花束で ひとつの 花輪を作りました 少女は うれしそうに 花輪を 部屋に飾りました ---------------------------- (ファイルの終わり)