藤鈴呼 2017年3月6日9時45分から2017年5月26日9時52分まで ---------------------------- [自由詩]スライス eyes/藤鈴呼[2017年3月6日9時45分] くり貫いた目玉に映るスライス お子様ライス 生卵 半分だけ とろけたチーズ ぐちゃぐちゃに かき混ぜる役目はフォーク 陥るばかりで 夢の隙間については それほど深く 考えたことが なかった 本当は もっと本気で 熟考すべきだったのかも  知れないが いかんせん 煙たいハンカチが 視界を染めていて 砂埃よりも 雪の舞う季節柄 それらは ちょっとだけ突出した 桜の蕾よりも はるかに目立った わしゃあ寝るばい 何処の台詞なんだか 分からないけれど 布団を丸めたままで 呟くと 枕が 飛んで来た そのまま ふわふわの豆腐に ぶつかって はじけたかに 思えたが 夢は そこで 途切れた 違う 私が欲しかったのは オムライス 出来れば 甘くないやつ 塩ぱっぱ そのくらいが 丁度 良いのですが 叫び声が 響くから もう 人匙だけ 甘味を足そうと思うのです いかがでしょうか ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]トッピング・チョコレート/藤鈴呼[2017年3月7日13時33分] ちょいちょい 放り込んで来る もう 今日は お腹一杯だって 言っているのに 巻物ならば 中身がなけりゃあ 意味ないじゃん 床の間に 飾るならば  水滴が 落ちないように 気を付けて 二階の住人に 騒がないようにって 釘差す台詞だけ ちゃんと 考えておいてね 薄い生地に ゆっくりと 乗せる とっておきの トッピング 何処にでも有る形じゃあ ないの オンリー・ワンだから 憶えておいてね 全体が 茶色に染まっているのは  鉄分が 足りているから 私の体 小麦色に 焼けているでしょう? 本当は 雪焼けなんだけれども あなたに 分かるかしら 今は ティラミスの 季節だからね チョコレートが とろけそうな程 トラックの中は 大紛争 約束に遅れたと  電話が じゃんじゃん かかってくるわ 小さな箱の中で きっと トリュフは 泣いている 早く 救出しなくっちゃ!! 唇を歪めて もう直ぐ 温めて あげるからね などと言う 温まった瞬間に 溶けて なくなって しまうこと 知っていながら ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]天丼/藤鈴呼[2017年3月12日8時33分] ねえ 一体 何時から 誰かを心配する気持ちに衣をつけて カリッカリに 揚げちゃうような 世の中に なっちゃったんだろうね カリカリするばかりでサ 喜怒哀楽の 二番目の感情でしか 物事を 捉えられないなんて 何て やるせないんだろう 丼ものには そりゃあ 色々 あるよ 親子丼は 出汁が効いていて ちょっと薄味 トンカツは ソースがテロンと のっかっていて 腹もちも イイ 天丼って 意外と 甘辛党 議員は 一等賞になって 舞い上がるんだ 迷い込んだ 大葉と 一緒になって 大運動会 玉入れの代わりに 天かすを ぶっこんで 綱引きの分だけ 他人の足を 引っ張るの 嗚呼 だからかな 思ったより ご飯粒は 薄かったのに 平らな分だけ 存在感が 増しちゃって 全て 平らげること 叶わなかったんだ ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]ぽつり あなたが つぶやいた/藤鈴呼[2017年3月13日11時05分] 田舎者!! と言われると イラっとする ことがある 田舎が良いねぇ なんて したり顔で 呟くのは 都会の便利さを 知ってしまった者の 戯言 今度 何処が良い? 転勤族の 私達 新天地への 憧れは 常に 尽きない ・・・田舎が いいな ぽつり あなたが つぶやいた うん いいよね 何処からが 田舎なのか 田舎は否か なのか 都会の喧騒も 全て 排除するのは 寂しいものかも しれないけれど ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]はいどうぞ/藤鈴呼[2017年3月18日9時44分] 後ろ手に隠す 大切な宝物が 何時だって 輝いているとは 限らないけれど ともすれば 前方からの攻撃に備えて  隠し持っているのかも 知れないし もしかすると  大きな 塗り壁みたいな 固い存在が 背中側にあって 自らの 身との間に 挟み込むことによって 護っているのかも 知れませんね。 取り出して見せたいと思う相手に 出会えるかどうか 取り出した瞬間に 魅せられる 存在なのか どうか 取り出して 店に並べた瞬間にはかき 他の誰かに奪われて 売り切れて しまうのか その 宝物の正体を 考えてしまう夜 ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]バチのオト/藤鈴呼[2017年3月19日11時15分] 定期的に響く カツン カツン ちょっとだけ 思い出すのは ピンヒール コンクリートジャングルから 離れて もう 数年になるのか 楽しかった記憶は いつまでも 笑顔とともに 脳味噌の中に 張り付いていて スクリーンが 歪んでも 汚れても 外が嵐でも 誰かに荒らされぬ限り 同じ様な残像を 流し続ける 蹴られた瞬間のことを 連想すると ちょっとだけ 痛い 雪で全て埋もれた 石段に 初めて足を 踏み入れる 瞬間のような 清々しさを わたしに ください きっと 雪の色が 桃色でも オレンジでも 同じような 気分なのでしょうが 世の中が 真っ白に 染まる瞬間 何処か 新しさを感じるのです 集めた雪玉を ゆっくりと投げる 何処か 山の向こうに反響しながら 打ち返してくる バチの音 カツン カツン 叩きたかった 石橋が 雪に埋もれて 見当たらないもんだから 探しているのですね バチを持つ手は 夏には きっと 浅黒くて 薄着をしながら 水色の液体なんかを 流し込んだ喉も 今では ウイルスに侵されて 咳き込むばかりの 日々 沢山 沢山 語りたいことが ありすぎて 咳き込むのとは  訳が 違うのです それでも 言い訳のように ここには 加湿器がないから、と 小さな声で 呟くのですが カラカラの喉では 音に ならない どちらかと言うと 階下に響く 子供達の歌声に かき消されて しまいそうで ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]ふるえる瞳の物語/藤鈴呼[2017年3月20日15時06分] くるくる まわる ちいさな 夢を 追い駆けてる 全ては メリーゴーランドのようだって おとぎ話から 飛び出して来たかのような きみが 言った 少女と乙女と淑女と祝辞の境界線が ちょっと 分からなくなった ふりふりのカーテンの向こうで 微笑んで居る存在に対しては 全て 拍手で 称えなきゃ そんな 強迫観念が 芽生えて その日から ぼくは あの 赤い チューリップも この 黄色の たんぽぽも もしかしたら 白くなるべき 頭の毛も  ひっくるめて みな 愛でたいのだ そう 表現するように なったのだ だけれども ゆっくりと こぼれた ライターの灯が それは ちがうよ と言う角度で 微笑んだ 筈は ないのだけれど そんな風に 見えたから ほんの ちょっと 戸惑った その 止まった空気の中でも 燃え続けるもの それが 愛だと 君は 主張して ぜったいにぜったいにぜったいにぼくは まちがってなんかいないやいって つぶやくから もう ぼくは なんにも いえなくなって しまっていて 癒えなくなって しまって生て ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]棘の角度/藤鈴呼[2017年3月21日21時01分] 蕾のような薔薇は これから咲き誇る美しさを秘めているようで ちょっと わくわくする 華拓いた瞬間 見詰める瞳の煌めきを 全身に 浴びること 互いに 前進して 行くことをも 知っているような 誇りに 満ちている そんな 表情 埃は 避けて アスファルトに映える色も 多いのだけれど 出来るならば 土色の大地に 咲かせたい 棘の角度は 内向きに 外側に 出し過ぎると 観客席に 悲鳴が 響いちゃうから 堪忍ね 内弁慶の子供が 思わず 大笑いしちゃうような曲 まるで 楽しい 踊り出すような 瞬間を 想像しながら  眺めてる ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]おいで おいで/藤鈴呼[2017年3月23日20時28分] リズミカルに弾けている理由 雫は 丸いからね どの方向にも 飛んで行けるのと 笑っているようで 少しだけ 泣いている ころころ 坂道になれば 転がって しまうから だけど 時折 受け口のキツネが 手招きしているの おいで おいで その声に 誘われて 大きな尻尾に 包まれて 赤いポストを 見下ろせば どこまでも 続く ハート模様が 見えるのね ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]天使の梯子/藤鈴呼[2017年3月25日1時46分] ゴミ捨て場に群がるカラス 性質の悪い笑みを浮かべる人間よりは 美しい 羽根が 七色に染まる度 描く曲線は 一度 空へと舞いあがり 再び 地上に 降り注ぐ 天使の梯子のよう 細やかな気遣いを 霧雨が覆う コールタールの仲間たち 水溜りに映る 青空 カーキ色に染めたTシャツ インディゴブルーのジーンズ 羽織るのは真白なコート 唯だ 何色にも 染まれるように 透明人間には 成れないから 仕方ないのだと 呟くの ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]貝殻の記憶/藤鈴呼[2017年3月28日0時18分] ザプンと飛沫が上がる度 痛みが 一つ 弾けます 空は 真っ新なほどに 青くて 白くて 耀く太陽が 全てを覆い尽くす程に ツライのですが その言葉を 発する手前で 光が 消して しまいます 砂に書いた言葉が いけなかったのでしょうか 否 きっと 手にした棒に 描いても 同じだったのだと 信じて 前を 見つめると ザプン さっきよりも 少し大きな波が 何かを 弾き出しました あれは 珊瑚 岩場に貼り付く 貝殻みたいに 無言では ないの いや 違うね 本当は ホタテみたいに 中身は 面白いのだけれども 普段は 脳を 閉じているから 見えない だけなの 右か左か あなたは 揺れながら 歩くのが 癖だから 分からないけれど とにかく 私が 眺めているのは 一部分だから ・・・ね? カプン 貝殻が 食べた わたくしの 指が ちょっと 痛い でも 大丈夫 もう一度 口を開けば 取り出せるから ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]鉄クサイ男 水臭い女/藤鈴呼[2017年3月28日21時45分] 口の中に広がる 錆びのような味 毎回 思い出す 鉄棒のシーン Tシャツの裾を 括りつけて 何度も後ろ手に 回り続ける 逆手にするのが 邪道だった 順手のままで 十手を持つ構え 帯はラム色 新しい名札を もうすぐ貰えるの ニコリと笑う唇に スッと引く紅と 同じ色 伸びきったシャツが 斜めに垂れ下がり あの人の 目尻のようだと思ったら 吐き気がした にやけ顔の似合う 頬の線と同じ角度 笑顔の線を想像する時 何となく仏に見える曲線が 良い人に見えた あなたは何も言わない ただ しんみりと 思い出話をするように 語り始める 一つの物語なのだと 読み込む前にスルーして 読後感を認める スタンプなんて 作成出来ないの 絵心が ないから いや 違うね 必要なのは スマホケース ちょっと 布のような 角ばったヤツ 矛盾するボタンで そっと留めたら 全てのアナウンスを 拒否できそうだった 鉄棒を持つ手が 冷たくなり始める 体温を 奪われたのだ あの時 順手に 持ち替えていたら この 血液を 送り込むことに 成功したのでしょうか 鉄棒の内側に流れる 脈々とした回路を 今でも 感じるのです 逆さまの空を 思い出す旅に 朝から 出掛けます ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]石橋の唄/藤鈴呼[2017年3月29日18時58分] 間違いを犯した 誰かが和えた カルボナーラ いつもの 生クリーム しっとりとした 蜜の味 他人の秘密 人間と言う 大きな括りの中で カテゴライズを してみる 履歴書にも 肩書きにも 組み込まれない これは 秘密の味なのです 茫然自失 正に そう呼ぶに相応しい 状況としては 否定的 さも有り南無 そんな言い訳ばかりが バラバラと 降って来る バラバラに 振って来る 団扇か 扇子か どちらを選ぶかは 君のセンスに 委ねられ 私は 結果論を 待つばかり 論調は 優しいが 反論は 許されぬ 下されるだけの 運命 和えるものを 間違えたのだ 漸く 気付いた 傷付いただけでは 恐らく 足りなかったのだ 惧れを成す 必要悪まで 茄子炒めにしてしまったから ピーマンの代わりに パプリカを添えても 結果は 同じなのだと 今度は どうしましょう ホウレンソウが キライなのですね されば 胡麻は 黒く 塗りたくりますか? 二度と 逢えぬように 二重線で 消した言葉だけが 宙ぶらりんで ぶら下がる 二本の箸で作られた レール状の 空間が 笑う 日本の橋は そんなに高くない 一度 登ってみると 良いですよ 商人が 呟いた瞬間 高いの意味を 勘違いしていたと 高笑い 金ピカの コイン 幾つ 積んでも 石橋は 完成されない ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]墨が離れた/藤鈴呼[2017年4月2日13時24分] パラリと言う音が 今にも聞こえそうな程 距離感は 遠くもなく 近いとも呼べない 厚みは ゴムほどではないが  紙ほどは 薄くない 一本の髪の毛が すっと風に攫われる瞬間のような 美しさを称えて 光が笑う こんにちは その表現 間違っていますよ  と 問いかけようとして 口を噤む 最近のパソコンは御洒落だ 外観のみならず 自らの打ち間違いをも  自動的に訂正してくれる そんな機能を持つ 昨日は 選ぶことに 夢中だった 間違えたつもりの変換を 楽しむ余裕さえあった その変化に 自ら 戸惑っている ふりをする 大きく振りかぶる ストライド  指の先に コンパス トドメを刺されないように 同時に できるのならば  後ろ指だって 御免蒙りたい コブラツイストって技が あったでしょう アレ 一度で良いから かけてみたいんだ 君が言った 一度だけだよ 念を押した筈だったのに 傘は破れ 穴という穴から 水滴が溢れて来る ずぶ濡れになるのを隠すための長靴も 真上からの攻撃には避けきれない キレない器が欲しいね とっておきの陶器よりも 真っ白い心の中に また パラリ 昆布のような 墨短冊が 落ちた世 ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]田舎のサービス/藤鈴呼[2017年4月4日19時35分] 鮮やかにサドルを漕いで 通り過ぎて行く サドルは焦げぬ 尻にかかる重圧が なんぼのもんじゃい ジュウジュウと焼き色を付ける もんじゃの湯気が 眼鏡を曇らす 元々 ピーカンばかりを連想するから  曇天で暗くなるのだ 最初から「雨が好きだ」と豪語していれば こんな微妙な気分で新聞を広げる必要なんぞ  なかろうに 少し 屈託のない笑顔の裏で 寂しそうに呟くと 彼は そっと 跨った そのチェーンが 独りでに 回り始める タイヤとタイヤの隙間を縫うように 進み出す ここは校庭 地面の高低差は有りませんが 華麗なジャンプをキメるには 少々テクニックが必要ですと先生 雲梯やブランコが 行く手を邪魔する 滑り台の頃は良かった 大抵 坂道の終わり  半径10メートル以内に近付かなければ 怪我をする必要なんて なかった ところが今じゃあ どうだ ブランコは 前後に動くばかりではない 左右にだって 時折 宙を舞う大ジャンプなんかで魅せる さながら田舎のサービス チケットはお安くしておきますよ 今日はお休みなんですか なんて語りかけている間に 雲梯から飛び降りた誰かの足型が 頭上でハミングを続けるのだ ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]眠気との戦い/藤鈴呼[2017年4月7日20時01分] 眠いか 眠くないかと 問われたら 今 眠いです そして クサイ そんなこと言うなんて 水くさい なんて 自分で突っ込んで しまいたいくらい 鼻が もんぎゅー って なってる スキーにね 行こうとしていて。 ワックス かけてるんですよね 私は 隣の部屋で こうして のほほ〜ん♪ と タイピング してますけどね 気分は 直滑降ですよ(謎) 缶の中で つっかかったビー玉が 泣いているような 音がする くちゃくちゃくちゃ… (それじゃガムやろ) んぷしゅーっ  ワッフルの上に乗っかるような ふわふわの生クリームみたいな まっちろくって ぷにぷにしてる  ワックスが でろ〜ん って 出て来て 長いスキー板の上を 滑る 画面は オリンピック こんな風に 滑られたら きっと すんごく 気持ち 良いんだろうな ってことを妄想しても余りある程 くっさいな と思っていたら 「換気して イイ?」 ええ、ええ。 そりゃあもう 歓喜ですよ。 寒気ですよ。冬・真夜中・窓全開。みたいな。 そんならさ、さっき 台所の換気扇 止めたけど アレ 復活させたほう よぐね゛?? と言う台詞は  コーヒーと一緒に 飲みこんで。 何か 変なスプレーのにおいごと  喉に入ってくるような気がして 眠い んだけど 目が 痛い んだけど 鼻が いずいから 眠られない。 そして 目の前には ヒーター この 省エネの時代に 海沿いで必死こいて動いている 風車さん ごめんなさい さっき、「何 にやけちょん?」と言われたので 「最近 ブログが面白くて♪」と応えといた きっと 「また くだらない戯言 打ち込んでいるんだろう」と 勘違いしているに 違いない 「書く」じゃなくて 「読む」なんだけれども。 と言うことを 書いていますけど、何か?? 眠いと とりあえず 寝ようとします 自宅の場合は 眠れない場合は そうですねえ 座りっぱなしだったら 取りあえず 息 止めてみる で …んはっ …んはっっ! …っっく!! と言う呼吸の音を 一切出さないゲームをする 参加者一名ですけど。 それでもダメなら ミゾ 作ってみる たとえば ユビのハラ とか テノヒラ とか フトモモ とかに ツメで。 受験勉強時代 まことしやかに囁かれた  眠気撃退方法が まぶたの下に メンソレータムリップを塗る でしたが そんなんしたら 涙ちょちょ切れて 泣いちゃうじゃんって 思った そうか 泣いちゃうから 眠っちゃわなくって いいのか みんな あたま いいな☆ ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]人間統一/藤鈴呼[2017年4月8日10時59分] おお!! してヤラレタ!! …して 何を? 会話が成立するような背表紙 物語の終焉は 決まっているようで 整ってはいない 定められている感覚で 変更は 可能なのです 似たような大地に生まれる 幾つもの芽が とても 同じような 色合いなのに 咲く花は 全く違って 見えるように 髪型 洋服 声 表情 仕草 その どれを取っても 全て 同じ人間なんて いないのに 全て 違って 見えるのですね ですから タイトル決めが ややこしくて 「にんげん」で 統一することに しました ソレラ達の性質は 一様ではなく 怒鳴ったり 笑ったり ややこしい 今度は 怒鳴った後で 笑ったり 一面性は 一過性 同じような空から こぼれる 天使の梯子みたいに 見え隠れするアレは何かと問えば 感情だ と言う もう少し 温情に なりませんかね? 時に なります 処によっては 激しく だなんて 天気予報みたいな ことを 言うから 目が回ってしまった 人間たちの 人いきれで 今日も スクランブル交差点は 混雑している ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]氷の足跡/藤鈴呼[2017年4月14日9時40分] ふっと舌打ちをして  音を耳にする瞬間までに つま先を 膝から上まで飛びあげる作業 骨がパキキと鳴ったり 粒がキリリと噛んだりするのも 承知の上 ふっと横目で見やる世界 はっけよいの声は聞こえぬ 打てば響く鐘のような理不尽さ 抱えきれぬ洗濯物だから もう一度 脱水かけても いいですか そんなふうに走る そんなふうに 生きて来た これは 私の 方法論ですから あなた方に ガタガタ言われる筋合いはない ないのですけれども ほんの少し 痛んだ両親 良心の解釈如何によっては 正攻法とも言えるし 正誤法とも癒えぬでしょうと おままごと ここに 泥団子があれば あとは 完璧なのですが 平たいしゃもじが みつからないの あれがないと もじゃもじゃの輪郭が キレイにならない 透明人間に ずっと 憧れてきた 長靴のサイズだけは 定位置 どの軌跡を歩んだのか 彼にしか 分からぬ方向を指し示す 氷の足跡が 含みを持たせた笑顔を 連想させるのです ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]擦れ違った空気の分だけ/藤鈴呼[2017年4月18日9時50分] 寒い冬だから おしくらまんじゅうをして 楽しんだ 外を舞う 雪の代わりに 笑顔 沢山 舞い踊り 迷っている 暇なんて まるでない くらいに 服と服が 触れ合うと 摩擦力が 生まれて ちょっと 温かい ただ 手を 繋ぐだけでは 足りない 温もりに 身を 委ねて また 笑う あなたと わたしの あいだには 空気の層が 生まれる 目に見えなかった 透明な空間が ほこっとした 存在感を 増して 当たり前のように ありきたりのように おざなりみたいに 置き去りになった 二つの 空気 空気砲の音とともに すぽーん と 何かが 弾けた 跳んで行った 真冬の兎は 雪に埋もれると 見つけるのが 難しいのよ 涙で染みた 白いマフラーが 赤い耳を 哀しく 染めた あなたと わたしの あいだには この間まで あたたかかった筈の空気が 歪んで 取り残されていた だからね 思い切り 息を 吸いこんで 吐き出してみた 白いばかりの 吐息が ちょっとだけ 桃色に 染まった もう直ぐ 雛祭りだから 仲直り しようか ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]きゅい〜ん/藤鈴呼[2017年4月19日5時32分] 長いブランコって 苦手な人にとっては  罰ゲーム以外の 何者でも ないですよね 横に揺れるバンジーさながらのブランコは 三半規管が可笑しくなって しまいそう たまに運転中 坂道を下っていると 身体が一瞬浮くような感覚がして 必ずと言って良い程 お腹の辺りが 「きゅうい〜ん」 って ヒンヤリとも違う 妙な感覚に 苛まれるんですけれども あの 不快感にも 似てる そう 結論のない 不可思議な現象は いつだって 深いですよね ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]水際のマーメイド/藤鈴呼[2017年4月20日12時39分] 何時だって 穴の先は 暗いから 抜けた瞬間に 広がるのは 青い空だと 決めていた 白い 浪の花ばかりが 目下の課題 ふわふわ 浮いて居て くれたなら カモメか ウミネコか 迷うことは あっても 惑うことなど ないのでしょうに 見分けが つかないのです ふわふわ と 瞬き続ける羽根が 両腕を 伸ばしても 届く距離には  存在して いないのですから ここに 物差しが あったとて 地上から 何センチ と 測ってみたところで きっと 意味は ない シュッと ユビの腹を 切り裂きそうな ステンレスのような 切っ先の鋭いタイプ 巻尺と 一つの丸いボタンで 稼働する アイツでなければ 何事も 図れやしない 長靴を 履いた 何度目かの 正直 棘は 抜けると 信じてた ここに 毛抜きは なかったけれど ちょっと つまんだら 魚の骨くらいに 簡単に 抜けたわ 問題はね 三枚卸なの 未だに 出来ないんだわ チャレンジ精神なくして 技術の上達なんて 有り得ないわね 肝に銘じておくわ そう 言い含めたまま パシャッと 唾を吐いて 彼女は 立ち去る 水際のマーメイド 追い駆けようにも この岩場は 固すぎて 跳び上がったら 怪我をしそうだったから 爪先立ちで 指先を伸ばした 軽く触れた 唇が 一瞬で 離れた 世界は 冷たく 耀いていた ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]冬季休園/藤鈴呼[2017年4月22日12時52分] * コメントを 受けて企画の 意図を知る ひな祭り 昔の雛は 何処消えた 雛じゃない 姫かそれでは 図々しい ズズズイと 甘酒じゃなく 飲むポン酒 ポン酒なら ちょっと甘いの 良い感じ あらばしり 辛さ仄かに 利いてくる 段々と 呑兵衛のよう 今は昼 夕刻に 楽しみなのは 晩酌か やはり俺 呑兵衛なのか そうなのか こうなれば 呑兵衛でイイ そうしよう 雛は待つ 酒が貰える ひな祭り * 輪を浮かべ 笑う天使か 孫悟空 如意棒が 伸びる理由は ソーセージ 魚肉なら 今直ぐ潰せ 蒲鉾に 笹かまを 炙りパクッと 舌火傷 火傷して ピリリ辛さも 思い出す 思い出す 今日はどうやら 雛祭り パフュームか? 違う三人官女だよ 三色の パルファム揺れる ひし餅に ひし餅に 尻もちついて 笑われた 春の雪 降ってるような 金平糖 * 煌めきの 粒を舐めては 千鳥足 ひたひたと 夜空の下を 歩いてる 扉開け 叫びたいのよ 只今と 囁きは 呂律回らず 呑み込んだ 共に飲む 星の涙と アルコール * 海沿いを 見つめ戸惑う モアイかな 西日射し 追い駆けっこよ 赤き頬 崩された 兎の耳も ピョンと立ち 跳ねまわる 縦横無尽 芝の上 常夏の 飛沫が浮かぶ 白兎 消えそうな 道路に立つは 雪兎 イースター 身近なものは トースター チンと鳴り 香ばしさだけ 昇る朝 太陽に 負けじ笑顔も 耀いて 楽しげな 声が今にも 響きそう * ぼんぼりが 照らすアナタの 唇を 飛び出した 思い出話 揺れている 三層の 岩場に仕舞う 雛人形 大地には 涙の雫 染みて逝く 見てみたい 大人になった 雛人形 * 「テーゼとは なあに?」 定立 「ありがとう」 倒立の 隙間で生きる 逆さまを 逆立ちを しても戻れぬ あの頃に ポケットで 砕く 現在・過去・未来 秒速で 駆け抜けて行く 音紬 * まスのなか シーラカンスが おさまり? 魚拓には 決して乗らない 墨つけない 輝くは 鱗煌めく 回転軸 軸足を 固定したまま 振り返る ムッツリと シーラカンスは 笑わない シカのツノ カクノシカジカ 言い訳を 言い訳の 代償にする 象牙かな 牙を?く 鏡で顔を 御覧なさい バナナ持ち 説教をする 鱗かな * 紫は 絶妙な味 青と赤 飾り物 手で引っ掻いて 削りたい アメジスト ヒヨワなツメじゃ ケズレナイ 削れるは 「満たされない」の 心だけ 胸元に ブローチ飾り 満たされる 身ばかりで 重宝するの 宝石は その内に 心も浄化 されるかも * 黒板に 思い出描く チョークかな 消させない 黒板消しは 隠します 増やさない 瞬時に避ける チョーク投げ バケツ持ち 廊下の隅で 画策し この水を かけてやるゾ! と 狙ってる 良くみてよ 水じゃないのよ 熱湯よ 思い出で 水も沸騰 雛祭り * 浮き輪揺れ これがホントの 玉の腰 受け継ぐわ 緑内障と 白内障 描きたい 顔が分からぬ お雛様 サマなんて エラそうだけど ホントなの? ごっこなら 学校ごっこが 好きだった しあわせを ゆだねられても こまるもの 流し目で 涼しい心 揺れる夜 ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]桃色の雪/藤鈴呼[2017年4月23日13時20分] 何時だって  哀しい雪だね 子供たちが まとわりついて 皆で固めた おしくらまんじゅう 本物の大福は 美味しすぎて もう 食べちゃったけれど もっと大きな 世界一の大福を 作り上げた 誰かが 人より大きな かまくらだって 叫んだよ みっともないくらいに 吹雪いたのは こころ コロコロと 雪玉が転がる道 踏み締めて 歩く 人達 ねえ 何に 縛られて 生るんだろうね 眩いばかりの光の色で 霞んだ夜景 何時だって 寂しい雪だね 桜の季節がやって来ると はしゃいでいる子供達 あんなに楽しかった冬の日々 すっかり忘れちゃって はらはら 雪の結晶を 眺める代わりに はらはら 舞い落ちる 花びらに笑う そんな姿に はらはらするよ 何時か  楽しい雪に なるのかな 溶ける 手前で 見つけた 雪兎 みたいに 可愛らしい耳を ピョンと立てたら 桃色の雪に 辿り着けるかな ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]レモネード/藤鈴呼[2017年4月28日22時40分] 人工的な骨盤を ゆっくりと動かすと 腰が ぐるりと 回転した それに合わせて 揺れる尻 砂糖を入れた 紅茶 酸っぱい系統のものは キライだと伝えてあった それでも垂らされる 一滴の黄色い涙 るるる 静かなハミングが 聴こえたようだった 吸着するのは ハウスダスト 細かすぎて 目には見えない 見えたとしても 通り過ぎて行く もしくは 目薬によって 静かに 流されていく かきむしるだけの余裕がなかった 髪の毛 一本たりとも 無駄にできなかったのだ ただ ペンを取って 何かを描く その軌跡上に 涙は必要なかった 見上げた空から降って来る雫 この前までは 雪だった 思い出す手前で 目を瞑る 閉じてしまうのは 勿体ないから ほんの少し 甘酸っぱさを  思い起こすかのように 静かな流の中で 輪切りの檸檬が揺れる こんなに穴が開いていたんだねえ 綻びを縫うような糸が 見つからないけれど 汚い意図が露見するよりは マシなのだと 言い伝えた この心に あの瞳に染みわたる レモネード 酸っぱいのは キライだと 既に 伝えた はずだった るるる 溶かされた ハチミツの行方だけを 追い駆けられないでいる ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]ユーカリ/藤鈴呼[2017年5月3日0時20分] 啓蟄を迎えた深夜 こぽこぽと淹れた レモンティー 出涸らしだからって これ以上 涙 涸らさないで 葉に留まる 鳥たち 静かな囀りに混じる 合唱 二つの手を合わせたら 何でも出来る気がした 今 しわくちゃの掌を眺める 細くはない指をくわえる 味わい 思い出せるまで 私は コアラだと 信じよう ぬいぐるみのような 不思議な存在 くりくりの瞳 誰にでも 可愛がってもらえる 待ってるだけじゃなくて 舞ってるわけでもなくて 冬枯れの細い枝につく蕾が笑うから バスタブの中は ユーカリバブルで一杯 爽やかで 懐かしくって ちょっと涙が 出ちゃうような感じ 鳥のハミングが 聴こえる まだ大丈夫 まだ大丈夫 呪文のように 奏で続ける ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]ホームパイ/藤鈴呼[2017年5月4日0時39分] ホームパイ 割れた原因 キツツキか 円柱の 赤に差し込む ラブレター 春になり 下されるのは どのポスト クチバシで 作る樹液の 吸い口を ココア味 買いそびれたの ホームパイ ミルクティー なくならないわ ホームパイ 牌ひとつ 啄木鳥が去る 家の外 ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]フライング・ムーン/藤鈴呼[2017年5月7日23時54分] 夕暮れの町並みには グレイが似合う 赤でも青でもない 喧騒を忘れた美しい光が 交錯する瞬間 それは シグナルだったり  少し早い 月の女神だったり 今 落ちんとす 太陽光線だったりもする まやかしのように 響く トランペットの音 今 練習中だから もう少し 経てば 上手くなるから 上手にハイハイできぬ 赤子のような笑顔を ゆっくりと称えた少女が 三つ編みを ほどく瞬間 青白い雲が 横に流れた 大切な言葉を 耳から話す瞬間 ツツーッと流れる 雫の如く 振り返ってはイケナイ 瞬間がある あの 消えそうな音の中に どれだけの真実が 巣食っていると 言うのか ふわふわのシュシュも 手触りの良い サテンのリボンも 美しい黒髪には 叶わない 何故 無理に 染めようとするのか それだけが 分からなかった 遠目に眺めた 建設中の建物 完成すれば 賑やかに なるのだろう 今日の喧騒と 一体何が 違うのか 何も 違わない 互い違いのパズルを 組み立てる作業 薄い 鉄骨の下を 鳥のように 行き来する人達 その先に流れる 三つ編みの文様 一本だけ触れる 頬の先に 感じたのは 少女の髪の毛 それとも 鳥の羽根でしょうか ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]スイッチ/藤鈴呼[2017年5月13日15時59分] 軍手もないのに ベタベタの柱を触る作業は 非常に不愉快で 遠くを眺めると さも気持ち良さげに飛んでいる姿が 一瞬で目に入ってしまったので 非常にムカツイタ 打ち付けるだけの雫が何度も割れて 輪になって踊った日々をも忘れた日 遠くに見える漁火が全ての合図 夕暮れのスイッチを探し始める時間帯 鳥は高いか 羽根は白いか 浪は花びらと化するのか 一生懸命 考えたのだけれど 終ぞ 答えなぞ 出ぬままに 溜息ばかりを 繰り返す 緩やかなカーブの底に 幾つもの哀しみが詰まっている 耀き始めた刹那 そは緑に 本来は 透明であるべき存在をも 凌駕した 帆が見えるから きっとあれは 船 穂が実るから きっとこれは 米 歩を進めれば きっと行ける 道 みちのりにつけるのりが見当たらなくて ベタベタの手のままで 探す 軍手は もう 必要なくなった 北風がつぅと吹く内は 大分重宝されたものです 今では 汗を拭くくらいが関の山 その内 見向きもされなく なるんでしょう そんなこと 分かり切った 事実ですね 五隻の漁火から そんな話し声が響く代わりに ポオと嘆く音が 聴こえた気がした 遠すぎて ちょっと 分からないのが残念 もう一度 夕闇のスイッチを押したら 彼等も 海の中に 隠れてしまうから 今の内に お喋りをしよう たわいもないこと 山登りをした時の おはなし 見上げた太陽の 美しさ そして ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]キリ/藤鈴呼[2017年5月25日14時06分] 冬を越えた枝たちが腐る手前の物語 固い嘴が 何かを探して突きまくる音が リズミカルに響く森の奥で ピアノの鍵盤にも似た色合いの葉先たちが くすぐったいような角度で触れ合えば 愛が生まれる ピィと鳴くは 新たな命 薄れゆく源泉を絶やすまいと 影から見守る瞳 一輪の花が そよと風に流されて ひっそりと 種を落とす 常に見守られて来たから 突き放されてしまうことには 慣れて居ないのですと独り言 どうか 見つめていて 下さいな 見つけてくださいまでは 望みません ただ 瞳だけは 閉じぬようにと 祈ったじゃあ ないですか 唱えたじゃあ ないですか 啄木鳥の合唱が始まると 湖面が小波の如く 揺れるのです 激しさも 歪んだ愛も 全て 全て 忘れ去ったかのような嘴が ただ 鋭くて ただ ただ 痛かった ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- [自由詩]やもたんが浮く/藤鈴呼[2017年5月26日9時52分] ぷうらりと 垂れる蜘蛛糸 手繰り寄せ  宇宙感じる 時の間に間に 浮き上がる瞬間の ふうわりと揺れる肢体を 思い出したかい 魂の浮遊物 大気圏の向こう側に巣食う残骸を握り締め 固く誓った言葉を砂粒に替えて 押し殺す 厚みを増す 真夜中の空気層 トンデモナイ位に 有り得ない夢の中で 咳き込んでいた 此処も 小宇宙 自転を体感することは出来ぬけれど 潜在意識の果て位には 理解できる 息苦しさの先には白百合 貼り付いたら取れぬ花弁の色合い 黄味次第 モガクもアキラメルも すべて ジユウだ ★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・° ---------------------------- (ファイルの終わり)