komasen333 2015年2月12日12時19分から2015年8月5日23時36分まで ---------------------------- [自由詩]あれはそれはこれはそうだろ/komasen333[2015年2月12日12時19分] あれはあれとして それはそれとして これはこれとして 受け止めて いくしかないだろう あっちはあっちとして そっちはそっちとして こっちはこっちとして 捉えて いくしかないだろう あそこはあそことして そこはそことして ここはこことして 見て いくしかないだろう あの人はあの人として その人はその人として この人はこの人として 許して いくしかないだろう あの時はあの時として その時はその時として この時はこの時として 信じて いくしかないだろう あれはあれとして それはそれとして これはこれとして あっちはあっちとして そっちはそっちとして こっちはこっちとして あそこはあそことして そこはそことして ここはこことして あの人はあの人として その人はその人として この人はこの人として あの時はあの時として その時はその時として この時はこの時として 受け止めて 捉えて 見て 許して 信じて いくしかないだろう そうだろう そうだろ? ---------------------------- [自由詩]死を想い書き巡らす詩/komasen333[2015年2月15日12時53分] 死ぬ時が来たとして 痛みを抱えているのか 苦しみを抱えているのか その時の自分はどんな感覚なのだろうか 想像しても 想像しきれない 死ぬ時の体調、心象、環境、諸々  読み切れない未来のその瞬間 時に思い浮かべ 時に想い掬い取る 死ぬ時の その時の 想いを 漠然と 厳然と ついて回る 油断するとちらつく どこからともなく漂ってくる 死の匂い、死の色彩、死の陰影 死ぬ時が来たとして 駆け巡るのだろうか 走馬灯 人生を振り返る時間はあるのだろうか 人生を振り返る心境は残されているのだろうか 人生を振り返る余裕は許されているのだろうか 考えても 考えても その時まで わかりはしない 抗うように 遠ざけることもある この死よ 避けるように 塞ぎ通すこともある この死よ 書きながら向き合っていく 詩を書きながら死と向き合っていく どんな内容の詩であっても そこには少なからず死のエッセンスやスパイスが滲む 死ぬ時が来たとして この詩を書いたことも思い出すのだろうか この詩を書いていた時の感覚も思い出すのだろうか その時 私は私をどう受け止めているのだろうか 私は私の人生をどう振り返っているのだろうか 考えても 考えても その時まで 答え合わせはできない ---------------------------- [自由詩]ブラインドタッチングッド/komasen333[2015年2月18日22時23分] かすり傷 痛さも感じない傷 ちょっとばかり痒みを伴い 傷があるという感覚は感じられる傷 中指にできた傷 いつの間にかできていた傷 キーボードを打つ手を止めて じっくりと見つめてみる ついでに気づく 目がかすんでいることに 「そろそろ寝た方がいいんじゃない?」 心の中から響く 自分か他人かわからない誰かが やさしく体のことを労わってくれるアドバイス 再び視線をディスプレイに戻し カタカタとキーボードをご機嫌に打ち始める すると目のかすみはすっかりと消えていて 快調、快調、ブラインドタッチンング まだまだ今夜は続けられそう キーボード打ち続けられそう 疲れていたと思ったけれど、まだまだ余力ありそう 打てるうちはとことん打つとする 何時に寝た方がいいとか 明日は朝が早いとか 少しは気になるけれど 今はまだ寝る時間じゃない バリバリ打てる キーボード打てる 寝ている場合じゃない 睡眠時間が短すぎると早死にするらしいけど 睡眠時間が長すぎても健康に悪いらしいけど 今夜はまだ眠たくないし キーボードもバリバリ打ちたいし 何よりもディスプレイも物欲しそうだし つられてキーボードも俺に打ってほしそうだし まだまだ打つぜ 今夜はキーボード祭り スピードはそんなにないが 快調、快調、ブラインドタッチングッド ---------------------------- [自由詩]昨日のネガ 明日のポジ 今日のネジ/komasen333[2015年2月27日13時21分] 昨日のネガティブ 引き摺って無駄にする今日を 増やしたくない これ以上増やしたくない 明日のポジティブ 描きすぎて無駄にする今日を 増やしたくない これ以上増やしたくない 真っ白な今日を 思い出したい  もう一度思い出したい 誰のものでもない 何の為でもない 昨日や明日に明け渡さない 僕だけの今日がある 僕だけの今日を抱きしめる 僕だけの今日を生き抜いてみる 競争なんてやっている暇はない 内紛なんてやっている暇はない 戦争なんてやっている暇はない 今日にはない  今日という1日にそんな暇はない 昨日のネガティブに 振り回される今日はもうウンザリ 明日のポジティブに 振り回される今日はもうウンザリ 飛び立ってしまえばいい 羽ばたいてしまえばいい 昨日なんて忘れて 明日なんて忘れて 今日だけを信じて 今日だけを感じて 昨日のネガティブを軽減させるためにも 明日のポジティブを増幅させるためにも 今日は今日のネガティブだけを 今日は今日のポジティブだけを そうは思っても 昨日のネガティブを振り返ってばかり そうは思っても 明日のポジティブを思い描いてばかり 心ぐらい何とかしたい 自分の心ぐらい何とか飼い慣らしたい ---------------------------- [自由詩]月の光が照らす誕生と消失の海原/komasen333[2015年3月7日0時35分] 風の音で目が覚め 月の光が照らす道に気づき 未知との遭遇を 嬉々として 厳かに選び取る 偶然を必然と捉え 必然を自然と受け止め 自然を自信と結びつけ ゆっくりと しっかりと  こうやって 生まれてきた意味を噛みしめる こうやって 生きている意味を噛みしめる 時間など もう気にせず 自由自在に 精神を明け渡して 空間など もう気にせず 自由自在に 身体を明け渡して 世界など もう気にせず 自由自在に 全身を明け渡して 現実と向き合い 宇宙に逃げない 幻想で隠さない 理想で終わらせない 情熱を情熱と、情熱と、情熱で塗り重ねる 繰り返し 押し寄せてくる波に 先人の営みを思い起こさせられ、静かに涙を拭く 繰り返し 吹き寄せてくる風に 未来の営みを思い起こさせられ、静かに決意を新たにする うっすらと 月光で照らされた 海面の中へ うっすらと 月光で照らされた 海原を泳ぎ始め 故郷へ戻る時のような高揚を覚えつつ 誕生の鼓動を再現するような感動を滲ませつつ 消失に向かう時のような静寂に耳を澄ませつつ 冷たくもない  あたたかくもない 海水の温度に浸りきって 明るすぎない  くらすぎない  真夜中の海原を  ゆっくりと しっかりと 泳ぎ超えてゆく ---------------------------- [自由詩]恋の普通 愛の加速 変な超特急/komasen333[2015年3月8日1時59分] 何度見送ってきたのでしょう 何度乗り遅れてきたのでしょう 恋の普通 ゆったりと 愛の快速  しっとりと 恋の急行   あっさりと 愛の特急    しんみりと 恋と愛の超特急  ぼうぜんと 途中下車したくても 途中下車することを躊躇ったりした自己完璧 途中乗車したくても 途中乗車することを躊躇ったりした自己潔癖 あの風景 あの場面 あの頃が微笑む 映し出す風景は 流れに流れながら 色彩を増し、鮮明になり、今でも今でも 緩やかな風を頬に受け 見つめる車窓 和やかな陽を浴びつつ 見つめる車窓 これからの闇と光を描いてみたり これまでの光と闇を思い出してみたり 忙しなき加速、加速、加速 甘酸っぱさも ほろ苦さも すべてひっくるめての恋と愛 知らないようで、実は最初から知っていました 飛び跳ねる葛藤も 飛び込む絶頂も すべてひっくるめての愛と恋  わかっているようで、全然わかっていませんでした 何度 思い出すのでしょう 何度 巡っていくのでしょう 恋と愛の超特急  ぼうぜんと 愛の特急    しんみりと 恋の急行   あっさりと 愛の快速  しっとりと 恋の普通 ゆったりと ---------------------------- [自由詩]かかってこい、桜がすべて散ろうと。/komasen333[2015年3月11日14時26分] 数えきれない夢の中から 数えきれるほどの目標を定めて走る 人波から離れて努力に耽ることも 努力から逃げたくて人波にまぎれることも しかしながら、どこにいてもちらつく努力 近道だと思っていたら回り道だったということ 回り道だと思っていたら近道だったということ 振り返るまでわからない  その失望 この感動 ありとあらゆる感慨 季節が変わろうとも 諦められない夢がある 時代が変わろうとも 捨て去れない目標がある だから 今日も僕はこうして何かしら綴っているんだろう 今日も君はそうして何かしら作っているんだろう 繰り返すだけじゃ近づけない なぞるだけじゃ成長も成功も遠いまま 自覚から芽生える自核が磨き上げていく愚直 少しずつ工夫を増して減らして溶かしてく  下手な芸術家よりも芸術家らしい粘り強さで繰り返す工夫 少しずつ試行を足して引いて混ぜ合わせる  下手な科学者よりも科学者らしい粘り強さで繰り返す試行 「いつかできっと」と思いながら そのいつかが、今日の「今」であっても動じないように そのいつかが、今日の「今」であっても構わないように 一瞬一瞬に一歩一歩を刻んで備えていく 「どこかできっと」と思いながら そのどこかが、目の前の「ここ」であっても動じないように そのどこかが、目の前の「ここ」であっても構わないように 一瞬一瞬に一行一行を刻んで備えていく どこからでもかかってこいよ あの日から描き続けている夢よ こっちは準備万端さ あのあなたにも届くようにと 僕は繰り返し綴っていく ただの繰り返しじゃない繰り返しを研ぎ澄ます いつからでもかかってこいよ あの日から繋ぎ続けている目標よ こっちは準備万端さ あのあなたにも届くようにと 君は繰り返し作っていく ただの繰り返しじゃない繰り返しを磨き上げる 桜が咲き始めても 慌てすぎなくていい 桜が咲き誇ろうと 嫉妬しなくていい 桜が散り始めても 気にしなくていい 桜がすべて散ろうと あきらめなくていい 夢が枯れることはない 確かな夢が灯となって照らし続ける道を歩み 僕は、繰り返し綴る僕を信じ抜いていける 無数の叶わなかった夢を見つめ 成長するとは限らないこと 神様の悪戯もあり得ること 成長だけが全てではないことを痛感しながら 目標が枯れることはない 確かな目標が目印となって照らし続ける未知を歩み 君は、繰り返し作る君を信じ抜いていける 無数の叶わなかった目標を見つめ 成功するとは限らないこと 確率の悪戯もあり得ること 成功するだけが全てではないことを実感しながら 燦々とした太陽からの慈悲を全身で噛みしめる道 散々な豪雨から学ぶ厳しさを全身で噛みしめる未知 綴る本能的な喜びを  繰り返し噛みしめながら  この一瞬一瞬を綴る時 僕は誰よりも 本当の僕であれるだろう 作る衝動的な楽しさを 繰り返し抱きしめながら  その一瞬一瞬を作る時 君は誰よりも 本音の君であれるだろう ---------------------------- [自由詩]自主規制グラデーション自己保身/komasen333[2015年3月14日17時44分] 一行 一行 紡ぎながら なんとか こうして 続けている    という大袈裟( という予防線 ) 一作 一作 繋ぎながら なんとか こうして 放っている    という誇大表現( という自主規制 ) この連続に意味を 少しでも意味を 刻みたくて 刻みたくて    という大袈裟( という予防線 ) この過程に意義を 少しでも意義を 色づけたくて 色づけたくて    という誇大表現( という自主規制 ) 振り返る時 どう思っているのだろう 振り返る時 どう考えているのだろう    という大袈裟( という予防線 ) 今は まだ わからない 今は まだ わからなくていい    という誇大表現( という自主規制 ) 一瞬 一瞬 紡ぎながら なんとか こうして 続けていく    という大袈裟( という予防線 ) 一生 一生 繋ぎながら なんとか こうして 放っていける    という誇大表現( という自主規制 ) 緩やかなグラデーション 水彩画のそれのような淡い 遠い グラデーション 段々畑のそれのような淡い 蒼い グラデーション    という大袈裟( という予防線 ) もっと、もっと、滲んでいくように もっと、もっと、煌めいていくように もっと、もっと、華やいでいくように    という誇大表現( という自主規制 ) 確かな一行一行を手に 確かに一作一作を胸に    という大袈裟( という予防線 ) この世界に彩色を か細くても光を 何にも 誰にも 影響を与えなくても     という誇大表現( という自主規制 ) 確かな一瞬一瞬を心に 確かな一生一生を夢に    という大袈裟( という予防線 ) この世界に旋律を か細くても愛を 誰にも気づかれなくても 知られなくても   という誇大表現( という自主規制 ) という大袈裟に満ちたこの詩( という予防線 ) という誇大表現に満ちたこの詩( という自主規制 ) という自尊心に満ちすぎているこの詩( という自己保身 ) ---------------------------- [自由詩]無意味の意味の無意味/komasen333[2015年3月17日0時02分] 意味を求めてしまう 何を見つめるとしても 誰を見つめるとしても 意味を求めてしまう 何をしていようと 誰と何をしていようと 意味を求めること自体には意味があると 言い聞かせつつ 意味を探していく過程にも意味があると 思い込ませつつ 「すべてが無意味」 だという可能性を拭いたくて 「何もかもが無意味」 だという潜在性を忘れたくて 死ぬまでの探索なのだけれど 死ぬまでの期限付きの探索なのだけれど 意味を求めること自体、無意味だとしても 意味を探すこと自体、無意味なのだとしても 意味  求めずにはいられない  どうしても 意味  探さずにはいられない  どうしてか これってDNAに組み込まれて? これって歴史に刻み込まれて? これって知能として受け継がれて? これって文字が生まれたが故の? これって人類の起源に関係して? 意味  求めずには  落ち着かなくて 意味  探さないと  満たされなくて 今日も何かを見つめ、誰かを見つめ 明日も何かをして、誰かと何かをして 死ぬまでの探検なのだけれど 死ぬまでの期限つきの探検だとしても 「すべてが無意味」 という闇を しっかりと感じながら 「何もかもが無意味」 という光を じっくりと感じながら ---------------------------- [自由詩]追い風 向かい風 春は/komasen333[2015年3月20日14時18分] ここで作っていく ここで作り続けていく いつからか意識した ここがすべての原点になるのだと ここで描いていく ここで描き続けていく いつからか確信した ここがすべての出発になるのだと いつの間にか春 今年もまた春 先行で成功しても調子に乗らない 乗り遅れても落ち込むことはもうない 春の追い風は 心地よく背中を押し 花びらが舞うように 心は上昇気流に乗っていく 春の向かい風は 和やかに努力を促し 降り注ぐ陽光のように 心は未来航路を目指していく ここで作っていける ここで作り続けていける いつから意識した? ここがすべての原点として愛おしいと ここで描いていける ここで描き続けていける いつから確信した? ここがすべての出発として相応しいと 追い風に潜む向かい風のことも忘れずに 向かい風に滲む追い風のことも忘れずに 今年もまた春 作っていく 描いていく  終わっていく春 始まっていく春 ---------------------------- [自由詩]メイクラヴ ・ フェイクラヴ ・ シンフォニー/komasen333[2015年3月24日20時11分] 揺れる、重力を忘れるように 揺らす、引力を振り切るように 熱を帯びていくにつれ いろいろなところで汗がしたたり落ち 徐々にメイクも剥がれてゆく どこまでがメイクなのか どこからがフェイクなのか どうでもいいことを考えつつ上下 2回目からは 些細なところがよく見えるように 3回目からは ちょっとしたところが気になるように クローズアップ するつもりなんてないのに 気づいたらカメラワーク視点であら探し 時間感覚 時間間隔 なくなるのは毎度 思ってた以上に長時間だったことも 思ってた以上に早く済んでいたことも あてにならない体内ストップウォッチ むすんで ひらかないで とじて 遠心分離器のように ぐるぐる、ぐるぐると回して子供じみた白濁 「 トイレに捨てるのはやめてね 」 って 背後から 使い慣れたセリフのように滑らかなトーン 「 はい、はい 」 って こっちも 何度となく使い回してきたようなトーンで応答 ---------------------------- [自由詩]「 最近の若者と大人と老人は・・・ 」って/komasen333[2015年3月30日0時42分] 「 最近の若者は・・・ 」って語るかつての若者 「 最近の若者は・・・ 」って語る今時の若者 「 最近の若者は・・・ 」って語る未来の若者 「 最近の大人は・・・ 」って語るかつての大人 「 最近の大人は・・・ 」って語る今時の大人 「 最近の大人は・・・ 」って語る未来の大人 「 最近の老人は・・・ 」って語るかつての老人 「 最近の老人は・・・ 」って語る今時の老人 「 最近の老人は・・・ 」って語る未来の老人 いつか どこか 僕も そんな風に振る舞うんだ いつか どこか 君も そんな風に振る舞うんだ ---------------------------- [自由詩]ガスマスク、自動小銃、四葉のクローバー/komasen333[2015年4月9日15時21分] ガスマスクをつけて しっかりとつけて 逃げ出そう このオフィスから 一刻も早く 自動小銃を手にして しっかりと手にして 逃げ出そう このストリートから 一刻も早く 四葉のクローバーを見つけて しっかりと見つけて 逃げ出そう このサンクチュアリから 一刻も早く 「どこか」なんて理想郷はない という現代で 「いつか」なんて桃源郷はない という世界で 逃げ出そう 逃げれるところまで とことん 逃げ出そう 逃げれなくなるまで とことん しっかりとつけたガスマスク  とてもチャーミング しっかりと手にした自動小銃  とてもエスプリが効いてる しっかりと見つけたクローバー  とってもクールだよ 逃げながら気づいていく ガスマスクも自動小銃も必要がなくなると 逃げなら向かっていく ガスマスクも自動小銃も必要のない未来へと ---------------------------- [自由詩]10年前の私からの手紙/komasen333[2015年4月23日13時29分] ○○高校 2年5組9番だった komasen333 様 27歳のkomasen333様、お久しぶりです。 まず1つ、こんな小さい文字ですみません。 後ろから誰かに見られるのを防ぐためにこのようになりました。 小・中学時代に比べるとかなり字が小さくなりましたが、 こんなに小さく書くのは初めてです。 読みづらいなら、読まなくていいです。 たいしたことは書かないから(笑) 今の僕は相変わらず、 特に夢もなく、平凡な毎日を送ってます。 もうすぐ3年なのに危機感0。 考えてみると昔からこんな感じで、いつも流れるまま。 結局、現実から逃げて楽な方に×2、来たんだと思います。 とにかく高校もいつのまにか残り1年。 何とか頑張ります。 27歳の君がいったい何をしているのか全く想像できません。 大きく変わっているかもしれないし、 何も変わっていないかもしれない。 たぶん、変わってるなら極端に変わってると思うし、 変わってないとしたら全然変わってないと思います。 どちらにしても自分を見失ってなければいいです(笑) 特に言いたいことはないけど、 まあ、ありきたりなことをいくつか。 1. 親を大切に 2. 自分を信じよう(もっと) 3. 友人を大切に(数少ない(笑) 4. 思いやりをもって 5. 法に触れることはしない 6. 健康に気をつけて 7. 人に迷惑かけない 8. 考えすぎない 9. 流れるままに 10. たまには息抜きも 今、精一杯考えた10ヶ条に 27歳の君はどれだけ勇気づけられることやら(笑) こうしてまた会えて嬉しかった。 とりあえず17から10年間ご苦労様。 まだ×2 人生は長いけど、 いつ途切れるかわからないこの命を しっかり一瞬、一瞬歩んでいってください。         2004年 3.8(月) AM11:57 17歳のkomasen333より ---------------------------- [自由詩]透明にすんだ東京/komasen333[2015年4月25日14時09分] すべてに 意味を求めようとした 危なげな季節は遠い、遠い、遠い夢のよう 期限つきの時間  今日も、昨日も、明日も わかっているようで 本当は全然わかっていなかった 認めたくないけれど  それは若さというもの すべてに 意味を宿そうとした 儚げな鼓動は遠い、遠い、遠い嘘のよう 期限つきの細胞  共振も、機能も、朝陽も 知っているようで 本当は何も知らなかった 受け入れたくないけど あれは若さというもの 形のないものを 形にしようと試行錯誤に思考錯誤 青さ加減ならば あの頃よりも 病んでいる今だよ 回り道するつもりがなくたって 回り道してしまうことだってあるのが青春 色のないものを 色で表そうとして想像創造に想造創像 痛さ加減ならば あの頃よりも 鋭さを増しているよ 回り道するつもりがなくたって 回り道したくなることだってあるのが若者 音のないものを 音で示そうとして一生懸命に一所懸命 温かさならば あの頃よりも 捻りを重ねているよ 回り道するつもりがなくたって 回り道を選んだ方がいいって思うのが人生 故郷のように見えた なぜか 初めて降りた東京 故郷の香りを感じた なぜか 初めて触れた東京 来るべきところに来た そう想えた  なぜか なぜだろうか 初めて住んだ東京  ごちゃごちゃしていたのに 透明に澄んだ東京 ---------------------------- [自由詩]あの窓、あの光、何気ない1つ1つ/komasen333[2015年5月7日14時57分] あの窓の1つ1つに 今日というドラマが詰まっている 喜怒哀楽では語りきれないようなドラマが詰まっている あの光の1つ1つに 明日というドラマが滲んでいる 喜怒哀楽では伝えきれないようなドラマが滲んでいる 改めて  見つめる  都会の何気ないビルの数々 改めて  見つめる  郊外の何気ない住宅の数々 改めて  見つめる  村落の何気ない民家の数々 永遠なんてない世界で  永遠を祈らずにはいられなくなる あの窓の1つ1つの向こうにあるドラマを思い浮かべると 永遠なんてない宇宙で 永遠を描かずにはいられなくなる あの光の1つ1つの向こうにあるドラマを思い浮かべると 改めて  見つめる  あの窓の向こうにあるドラマ 改めて  感じてる  あの光の向こうにあるドラマ 改めて  受け取る  あの心の向こうにあるドラマ あまりに何気なくても 見落としてしまいそうな あの窓やあの光にも あまりにも当たり前で 見つめることさえない あの窓やあの光にも 確かにドラマがある 今日というドラマが詰まっている 喜怒哀楽では語りきれないようなドラマが 本人ですら知らないようなドラマが 確かに詰まっている 確かにドラマがある 明日というドラマが滲んでいる 喜怒哀楽では伝えきれないようなドラマが 本人ですらわからないようなドラマが 確かに滲んでいる ---------------------------- [自由詩]エントロピー エンドルフィン/komasen333[2015年5月20日13時55分] 望んでいた感覚 手にした途端に褪せていく こんな繰り返し そんな繰り返し ウンザリしながら 積み重ねた努力に比例しない成果 描き尽くした風景に比例しない高揚 何もかもが目的化ベースで働き 何もかもが手段化ペースで動いてた いつからか 時間がない 行動してもしても時間がない 客観的に見れば 時間がたくさんあるように見えても 時間がない 思考しても試行しても時間がない 主観的に見ても 時間がたくさんあるように思えても 優先順位を決めて 取捨選択をスピーディにして とっととこなせるところはとっととこなして じっくりと向き合うところはじっくりと向き合って それでも時間はない それでも時間がない 出迎えに行っても すり抜けていく 今日、日々、人生 待ち望んでいても すり抜けていく 人生、日々、今日 時間がない どんなにスケジュールが真っ白でも やるべきことは やりたいことは エントロピー増大、増大 時間がない どんなにスケジュールが濃密でも やりたいことは やるべきことは エントロピー増大、増大 望んでいた感動 手にした途端に褪せていく こんな繰り返し そんな繰り返し 前提にしながら ---------------------------- [自由詩]深淵で 奥底で 方位なきまま/komasen333[2015年6月3日12時47分] 風が吹き寄せる この今を追いやるようにして 佇むことしかできないまま 耳を澄まして 目を閉じて あの頃を思い浮かべる かけがえのないことだった 離れてから気づく感慨は ありふれた涙に変わっていくけれど この想いは枯れることなく いつまでも どこまでも 滲んでいくと  深淵で描き続け 声にすれば嘘になりそうで 笑顔にすれば強がりで 言葉にしてもキリがなくて 相談しても、所詮は他人事で 風が吹き寄せる この今を嘲笑うようにして 立ち尽くすことしかできないまま 心を閉ざして 光を塞いで あの頃を思い浮かべる かけがえのない人だった 離れてから気づく感慨は ありふれた涙に変わっていくけれど この想いは朽ちることなく いつまでも どこまでも 響いていくと  奥底で歌い続け ---------------------------- [自由詩]左に万変鏡 右に万幻鏡/komasen333[2015年6月19日22時20分] やらなければならないこと 「やりたいこと」に変えていけるかどうか。 「やらなくていいこと」に変えていけるかどうか。 工夫に 工夫を重ねていけば 変わらないこともない リスク と タスク。 1つ1つ コツコツ 見つめ直して 捉え方を変えて。 やらなければならないことの中にも 「やりたいこと」を発掘! やらなければならないことの中にも 「やらなくていいこと」を発見! やりたい部分を拡大して やらなくていい部分を膨張させて 気分とリズムに乗せて。 いかにして減らすか やらなければならないこと。 いかにして増やすか やりたくて仕方がないこと。 やらなくてもいいこと。 決めつけを飛ばして 思い込みをどかして 見出す 「やりたいこと」 見出す 「やらなくていいこと」 どんなに やらなければならないことでも 少なからず 「やりたい」と思えそうな部分はある。 どんなに やらなければならないことでも 少なからず 「やらなくていい」と思える部分はある。 磨いていこう柔軟性 広げていこう捉え方 やらなければならないことも 工夫のしがいがある 楽しみや喜びに変えていく、変えていける。 レッツ! 万変鏡で観測 やらなければならないこと。 その中でも 「やりたいこと」  きっと、きっと、見つかるようになっている。 レッツ! 万幻鏡で観察 やらなければならないこと。 その中でも 「やらなくていいこと」  きっと、きっと、見つかるようになっている。 ---------------------------- [自由詩]いま、ここ、すべて。/komasen333[2015年6月23日20時15分] 光は5感を解き放つ 闇は5感以外を育む いつでも どこでも 受け止められる いつだって どこでだって 受け入れられる 愛   風   色   音 感覚  欲望  感情  思考 喜   怒   哀   楽 失敗  成功  希望  絶望 生   老   病   死 過程  結果  誕生  終焉 底   地   海   空 生活  文化  教育  宗教 起   承   転   結 経済  政治  科学  芸術 すべては  すべては  流れていく永遠 すべては  すべては  うつくしき空虚 気にしなくていい 心配などいらない あらゆる理由には  始まりがあり  終わりがあり  理由などなかった あらゆる意味は めぐり  つらなり  まわり  つながっていった 過去は 過去ではない 未来は 未来ではない 地獄は 地獄ではない 天国は 天国ではない 理想は 理想ではない 彼方は 彼方ではない あらゆる時代が 「今」だった そして これからも 「今」であり続けた あらゆる場所が 「ここ」だった そして これからも 「ここ」であり続けた 後悔や憎悪や憧憬で 過去にしがみつかなくても 不安や逃避や憧憬で 未来にしがみつかなくても 一寸の狂いもなく  現実は 真実は 1つに集約されていく すべては「今」であり 「ここ」である すべては「今」にあり 「ここ」にある 「今」にすべてがあり 「ここ」にすべてがある ---------------------------------------------- 【参考】 『 ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる- 』   エックハルト・トール ---------------------------- [自由詩]流動的なあなた ありがとう あいしてる/komasen333[2015年7月1日1時17分] 溢れても 溢れても  忘れても 忘れても 足りなくなることはない ありがとう 溢れても 溢れても 流れても 流れても 尽きてしまうことはない あいしてる いつかで どこかで 出逢った あなたに いつかで どこかで すれ違った あなたに いつかで どこかで 愛した あなたに わたしに いつかで どこかで 憎んだ あなたに わたしに 思い出すだけで溢れてくる  無数のありがとう  無数のあいしてる 思い描くだけで溢れてくる  無数のあいしてる  無数のありがとう あなたに ありがとう 溢れても  溢れても  溢れきることはない ありがとう 時にその「あなた」は 部屋の片隅にあるホコリだったりする笑い話 あなたを あいしてる 溢れても  溢れても  溢れきることはない あいしてる 時にその「あなた」は その辺に生えている雑草だったりする笑い話 ---------------------------- [自由詩]裏切り直線な飛翔 飛び切り点描な超越/komasen333[2015年7月6日11時56分] 今から  届けに  行くだけ 今さら  響かせに 行くだけ 真っ直ぐに込める  複雑な、複雑な、複雑な直線を シンプルに詰める  難解な、難解な、難解な点描を 裏切っていく  瞬間、瞬間 いい意味で 思いっきり 裏切っていく  超越、超越 いい意味で 思いっきり マジメにやるだけやって 後は結果なんてどうだっていい  まあ、ついてくるならついてきたで喜ばしい ひたすらやるだけやって 後は結果なんてどうだっていい  まあ、何かが起きるなら起きるで喜ばしい 選んでいるのさ 勘違いも大歓迎  前のめりが肝心  使命感を翼にして 飛翔 選ばれているのさ 思い込みも大歓迎  前のめりが肝心  薔薇色を翼にして 滑空 自分だけ   よければいい  そんなままじゃ あなただけ  よければいい  そんなままじゃ 他人だけ   よければいい  そんなままじゃ 世界だけ   よければいい  そんなままじゃ 「もう一度」と言わず  何度も、何度も、何度も 「あと一度」と言わず  何度でも、何度でも、何度でも 届けに行くのがいつかだとしても 響かせに行くのかがいつかだとしても 届けに行くのがどこかだとしても 響かせに行くのがどこかだとしても 届けようとするのは   紛れもない 今 響かせようとするのは  紛れもない 今 ---------------------------- [自由詩]いいね。いやだね。どっちでもいいね。 /komasen333[2015年7月16日14時00分] いいね。 いやだね。 まあまあだね。 十分だね。 いまいちだね。 もう少しだね。 スゴイね。 きれいだね。 かわいいね。 素晴らしいね。 嬉しいね。 寂しいね。 楽しいね。 切ないね。 狂おしいね。 苦しいね。 辛いね。 虚しいね。 さむいね。 あったかいね。 やさしいね。 気持ちいいね。 悩ましいね。 艶かしいね。 カッコイイね。 堅苦しいね。 ( )つきだね。 軽いね。 カラフルだね。 芳しいね。 か細いね。 か弱いね。 寒暖だね。 間断だね。 簡単だね。 感嘆だね。 元旦だね。 いいね。 悪いね。 許してね。 ---------------------------- [自由詩]選ぶとしても、選ばないとしても、何かを選ばざるをない /komasen333[2015年7月20日8時18分] 我々は、選ばなければならない 選ぶとしても、選ばないとしても、何かを選ばざるをない 幸か不幸か 疑心暗鬼のまま 幸か不幸か 自信を抱きながら 幸か不幸か 無知なまま 幸か不幸か 無関心なまま 選ぶことを選ぶか 選ばないことを選ぶか どちらでもいいことを選ぶか どららでもいいことを選ばないか どちらでもよくないことを選ぶか どららでもよくないことを選ばないか どちらでも最高であることを選ぶか どちらでも最高であることを選ばないか どちらでも最悪であることを選ぶか どちらでも最悪であることを選ばないか 幸か不幸か 試行錯誤したまま 幸か不幸か 自身を深めながら 幸か不幸か 無垢なまま 幸か不幸か 無条件のまま 我々は、選ばなければならない 選ぶとしても、選ばないとしても、何かを選ばざるをない ---------------------------- [自由詩]幸せに暮らしましたとさ。/komasen333[2015年7月23日13時57分] 幸せにはじまりましたとさ。 幸せにもらいましたとさ。 幸せにあげましたとさ。 幸せに分かち合いましたとさ。 幸せに歩きましたとさ。 幸せに休みましたとさ。 幸せに走りましたとさ。 幸せに遊びましたとさ。 幸せに勉強しましたとさ。 幸せに仕事しましたとさ。 幸せに上りましたとさ。 幸せに下りましたとさ。 幸せに愛しましたとさ。 幸せに感じましたとさ。 幸せに考えましたとさ。 幸せに試しましたとさ。 幸せに作りましたとさ。 幸せに拾いましたとさ。 幸せに捨てましたとさ。 幸せに足しましたとさ。 幸せに引きましたとさ。 幸せに増やしましたとさ。 幸せに減らしましたとさ。 幸せに深めましたとさ。 幸せに潜りましたとさ。 幸せに飛びましたとさ。 幸せに繰り返しましたとさ。 幸せに描きましたとさ。 幸せに奏でましたとさ。 幸せに綴りましたとさ。 幸せに残しましたとさ。 幸せに吸収しましたとさ。 幸せに放出しましたとさ。 幸せに想像しましたとさ。 幸せに創造しましたとさ。 幸せに続きましたとさ。 わたしも あなたも 誰もかれも 幸せに暮らしましたとさ。 ----------------------------------------------------------------- 【参考】 『 こころのレシピ―幸せと不幸のルール 』 クリストフ アンドレ ---------------------------- [自由詩]圧倒的な宇宙的なアウトプット/komasen333[2015年7月26日5時53分] 圧倒的なインプットで 圧倒的なアウトプットへ 圧倒的なアウトプットで 圧倒的なインプットへ 今日の終わりには 少しでもいいから 圧倒的にアウトプットが インプットを上回っているように そんな風に毎日を 終わらせていけるかどうかが 分かれ目 宇宙的なインプットで 宇宙的なアウトプットへ 宇宙的なアウトプットで 宇宙的なインプットへ 人生の終わりには 少しでもいいから 宇宙的にアウトプットが インプットを上回っているように そんな風に人生を 終わらせていけるかどうかが 分かれ目 圧倒的なインプットからしか 生まれようがない圧倒的なアウトプットへ 宇宙的なインプットからしか 産まれようがない宇宙的なアウトプットへ 毎日は暇つぶし 人生は暇つぶし だとしても 圧倒的なインプットは 圧倒的なアウトプットはおろそかにできない 宇宙的なインプットは 宇宙的なアウトプットはやめられそうにない ----------------------------------------------- 【 参考 】 世界の終わり / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 【歌詞】 http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A00551 【youtube】 https://www.youtube.com/watch?v=PImjio4EPgw ---------------------------- [自由詩]Poem333% Point333倍 Positive333兆/komasen333[2015年7月28日14時21分] 書いても 書いても 変わらないかもしれない 書いても 書いても 変えれないかもしれない それでも  書かずにはいられない 不思議と なぜか 書かずには落ち着かない もう 書いて 書いて 書き続けて 何かを手にしたくて 書いて 書いて 書き続けて 何かを手放したくて あがくように  踊り歌うように  もぐるように  笑い明かすように 繰り返していく  繰り返しに見えても 繰り返しではない想像を 繰り返していく  繰り返しに見えても 繰り返しではない創造を 書いていくことでしか  わからない感情へと 書いていくことでしか  わからない感覚へと 没頭できるうちは  無我夢中もしっくりとくるから 没頭できるうちは  自己欺瞞にもならないはずだから 書いて 書いて 書き続けていくことで 満たされて 書いて 書いて 書き続けていくことで 磨き抜いて 書いても  書いても  変わらないかもしれない  それでもいい 書いても  書いても  変えれないかもしれない  それでもいい 書いて 書いて  書き続けていくことで  何かが変わりゆく 書いて 書いて  書き続けていくことで  何かを変えられる 意図しなかった物事が  変わりゆくとしても 予想しなかった現象を  変えてゆくとしても 書いて  書いて  書き続けていくことで  変わらない自分と逢える 書いて  書いて  書き続けていくことで  変わりゆく自分と逢える ---------------------------- [自由詩]巡り 廻る 螺旋観覧車/komasen333[2015年8月1日0時29分] いなくちゃならないんだ いないと駄目なんだ       言えるはずのない想いが 駆け抜け始める闇夜栄え季節 どうしてだろう こんなにも切なくて苦しくて    同じくらい嬉しくなってやさしくなって どうしてだろう こんなにも楽しくて高鳴って    同じくらいもどかしくなって儚くなって 側にいてほしい     心の底から溢れてくる 側にいさせてほしい    心の底から溢れ出す 叶うのならいつまでもどこまでも   叶うのなら途切れる日まで 叶うのならいつまでもどこまでも   叶うのなら途切れる瞬間まで 巡り始めた螺旋観覧車 歪なスピードで光を散らしながら  溶けるように昇るように クルクル  廻り廻ってはグルグル    巡り始めた螺旋心象図 歪なスピードに巻き込まれつつ  極彩色の渦を描くように広げるように クルクル  廻り廻ってはグルグル いつまでもいつまでも このままじゃ駄目だって 思えば思うほどに どこまでもどこまでも このままじゃいられないって 思えば思うほどに このままでも悪くはないかな   が、過ぎり始めてしまう矛盾季節 このままでも悪くはないかな   さえ、照らし始める矛盾光彩 どうしても側にいてほしい      心のすべてから聴こえる どうしても側にいさせてほしい    心のすべてから零れだす 叶うのならいつの日もどんなときも   叶うのなら醜いときまで 叶うのならいつの日もどんなときも   叶うのなら見せたくないときまで 叶うのならいつの日もどんなときも   叶うのなら可愛くないときまで 叶うのならいつの日もどんなときも   叶うのなら枯れきるときまで 巡り始めた螺旋観覧車 歪なスピードで光を散らしながら 溶けるように昇るように クルクル  廻り廻っては廻る       二人をビーカーで揺らすように    巡り始めた螺旋心象図 歪なスピードに巻き込まれつつ 極彩色の渦を描くように広げるように クルクル  廻り廻っては廻る    二人の化学反応楽しむように 巡り始めた螺旋観覧車 不規則なスピードで闇に咲きながら 舞い上がるように落ちるように クルクル  廻り廻っては廻る     二人を巨大水槽に放つように    巡り始めた螺旋心象図 不規則なスピードに慣れつつ 単一色の円を縁取るように包むように クルクル  廻り廻っては廻る    二人の未熟遊泳楽しむように ---------------------------- [自由詩]書き、描き、作り、まくれ!/komasen333[2015年8月1日10時29分] 書きまくれ! 書きたいように 書きたいときに 描きまくれ! 描きたいように 描きたいときに 作りまくれ! 作りたいように 作りたいときに 書きまくれる 描きまくれる 作りまくれる環境に感謝しまくって 書きまくれる 描きまくれる 作りまくれる社会に感謝しまくって 書きまくれる 描きまくれる 作りまくれる時代に感謝しまくって 書きまくることで 自身を見つめ、自信を深める 描きまくることで 自身を見つめ、自信を深める 作りまくることで 自身を見つめ、自信を深める 書きまくることで  新たに知る インプットの醍醐味 描きまくることで  新たに知る インプットの醍醐味 作りまくることで  新たに知る インプットの醍醐味 書きまくらないことには わからないこと たくさんある 描きまくらないことには わからないこと たくさんある 作りまくらないことには わからないこと たくさんある 書きまくることで  新たに知る アウトプットの開放感 描きまくることで  新たに知る アウトプットの開放感 作りまくることで  新たに知る アウトプットの開放感 書いて 書いて 書きまくって それから考えればいい 描いて 描いて 描きまくって それから考えればいい 作って 作って 作りまくって それから考えればいい 書いて 書いて 書きまくって  ここからはじめて ここで終わらせるのさ 描いて 描いて 描きまくって  ここからはじめて ここで終わらせるのさ 作って 作って 作りまくって  ここからはじめて ここで終わらせるのさ 書きまくれ ひたすら書きまくれ とにかく書きまくれ 描きまくれ ひたすら描きまくれ とにかく描きまくれ 作りまくれ ひたすら作りまくれ とにかく作りまくれ 書いて 書いて 書きまくって  何かを残したくて 誰かに伝えたくて 描いて 描いて 描きまくって  何かを残したくて 誰かに伝えたくて 作って 作って 作りまくって  何かを残したくて 誰かに伝えたくて 書きまくれ! 書きまくれ! 書きまくれ!  書けるうちに 描きまくれ! 描きまくれ! 描きまくれ!  描けるうちに 作りまくれ! 作りまくれ! 作りまくれ!  作れるうちに 書きまくった後の 夕焼けは綺麗で 朝焼けは最高で 描きまくった後の 夕焼けは綺麗で 朝焼けは最高で 作りまくった後の 夕焼けは綺麗で 朝焼けは最高で 書きまくれ! 書きまくれ! 書きまくれ!  賞味期限がきても 描きまくれ! 描きまくれ! 描きまくれ!  消費期限がきても 作りまくれ! 作りまくれ! 作りまくれ!  寿命や終焉がきても ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]世間話採集シンフォニー/komasen333[2015年8月5日23時36分] 本を片手にカフェに行く。 読書に専念するために入ったつもりが 周りの客の会話が気になってしょうがないことも。 占いやスピリチュアルの話に耽る中年男性と若い女性 夏の海外旅行計画をテンション高く語り合う女子大生 恋人になりかけの男女が今日1日のデートを振り返って探り合う様子。 ページをめくるスピードを緩めたり止めたりしつつ、 様々な人の会話に耳を傾ける。 読書するためにカフェに入ったのか、 雑多な会話を聞くために入ったのか、もはやわからない。 ちびちびとカフェオレを飲みながら 読書と地獄耳による世間話採集シンフォニー。 人はマルチタスクをしても作業効率が落ちるばかりなので 1つの作業に集中するのが1番いいと聞いたことがある。 確かにカフェで読書と世間話採集をしていると、 どうしてもどちらかに重心がかかり、もう片方がおろそかになるような。 それでも読書目的でカフェに入り、 実際には読書と世間話採集に耽る癖は治りそうにない。 軽いカフェイン中毒であり、 カフェ中毒であり、読書&世間話採集中毒。 ---------------------------- (ファイルの終わり)